2024年05月29日

よもぎオイル作り

5/24。
夜半から雨が降り出したので今日の外仕事はお休み。
摘んだよもぎで、作ってみたかった『よもぎオイル』に挑戦してみよう。
半分は天日乾燥でお茶にして、
残り半分を低温の太白胡麻油でゆ~っくりエキスを抽出していく。
生の状態だとクロロフィルが多いのでキレイな緑色になるらしいが、
2日ほど天日乾燥していたので、黄色いオイルになった。

小さなガラス瓶に漉しながら詰めていたが、溢れてこぼしてしまった。
慌ててコットンで拭き取って、
「勿体ないな」と思い、手に付けてみた。
抽出が足りないのか強い香りではないが、ふわ~んと よもぎ独特の香り。
ああ、これ、好きかも。
これをワセリンに混ぜるとクリームにもなるのかぁ。
今度札幌に行った時に、クリームケースを調達して来よう。ふふふ。
去年のドクダミといい、このよもぎといい、
身近なハーブって、いい香りだし、なんか安心するなぁ。

オイルを漉した後のよもぎも勿体ないなぁ。
胡麻油とよもぎで出来ているのだから、
細かく刻んでパンとかお菓子に混ぜ込んでみようか。


色々調べていると、スギナでもチンキやオイルを作っている人がいるんだね。
スギナは髪にいい、とスギナリンスを作っている人もいた。
へぇ~。色んな事を試しているんだなぁ。面白い。

同じ土地で、同じ空気と水を共有しながら生きている植物たちを使って、
口に入れるも肌につけるものを、賄えていける生活が理想だなぁ。
次回大々的に草刈りをする時は、もう一度
生よもぎと、生スギナでチンキやオイルを作ってみようっと。


午後になって雨が止み、少し晴れ間が出てきた頃、ダーリンが帰宅する。
二人で一服しながら、冬とはすっかり様変わりした向かいの山をぼぉ~っと見る。
あんなに枯れて色が無かった山が、新緑で青々している。
その緑の色の豊富なこと! 緑だけで何十色も絵の具ができそうだ。
田んぼの水に映る山の緑と、稲のなんとも可愛らしい緑。
見ているだけで、なんだか頬が緩んできちゃう。
「ほら、あっちの高い山の向こう。夏の雲が出てる」とダーリン。
ほんとだー。もくもく、入道雲の、でもまだ迫力のないやつ。雲まで可愛らしいや。

発足では田植えの時期が、本州で言う八十八夜頃にあたるのかなぁ。
 ♪夏も近づく 八十八夜
  野にも山にも 若葉が繁り
  あれにみえるは 茶摘みじゃないか ・・・って、まさに今がその時期だよね。
まぁ、私の茶摘みは、野草なんだけど。
posted by BERA at 04:21| Comment(0) | 保存食・手づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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