1m幅の畝4本と、エダマメ専用の30cm幅の小さな畝1本とで、
5m×10mほどの圃場に拡張した。
周囲の荒々しい野原(おうち周りの様に原野とは言わない)に散らばっていた刈り草から
優しげな草、柔らかめの草を中心に、集めては短くカットして撒く、を繰り返した。
通路も はだか土にしないように、荒めの茎類を敷き詰めて、
雨の翌日でも気持ち良く歩けるようにした。
表面の腐食した土を活かせるように通路の表面だけを畝に移動させ、
宿根草の根を取り除くことも耕すこともせずに作った、我流のなんちゃって自然農畑。
苗たちだって、畝ができるのを狭苦しいポットの中で待ち続けて、
老化苗になっちゃってから定植された、不遇の子たち。
先日最後に調達した瀕死の苗すら植えられている。
種蒔きもタイミングが遅かったので、決してベストな状態で下ろされた訳では無い。
それでも、なんとか根付いて、一生懸命成長してくれている。
愛おしい、愛おしい子たち。
棲家が決まって、あとは適応して育っていくだけだよ。
宿根草の先輩達に助けられながら、スパルタで成長していっておくれ。
夏を迎えて今更ながらの初期段階終了。やっとひと区切りついた。
7月からは、お手入れ作業が中心になっていく。
勢いづいていく草たちを、刈って刈ってどんどん敷き詰めていこう。
これからはツユクサやアカザも手伝ってくれるようになるんだね。
地上でも地下でも繋がって、みんなニコニコ笑っているような畑になろうね。
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