2024年07月03日

活動盛んな野生生物たち

昨日、日が暮れたあたりからポツポツと雨が降り出した。
畑も、栗の木たちも、水分が足りなさそうな顔をしていたので、
いいタイミングのお湿りになったかしら。
夜中はカエルたちの大合唱が響き、うるさいくらいだったが、夜明けとともに静まる。
今朝は鳥たちの鳴き声が一層盛んだ。
昨日庭で見かけたのはホオジロだろうか。近くではなかったのでよくわからない。
でも聞こえてくる鳴き声は、ホオジロやハクセキレイと思われるものが多い。

トンビの馬子と名付けた、おうち周りをテリトリーにしている子は今日も飛んでいる。
相変わらず馬のように嘶いている。
おや。普通のピーヒョロロのトンビの声も聞こえる。
昨日2羽で絡み合うように飛んでいくのを見かけたが、もしかして馬子にもカノジョが?

カラスのガァ助は、今日もカノジョと一緒。
電柱のてっぺんに、2羽で無理やり留まろうとしてウロチョロしている。
はいはい、仲良しさんなんだね。

田んぼでカモが盛んに鳴いている。
同時に鳴く時があるので、2羽以上は居るようだ。
ここんところの気温上昇で稲も背丈をぐんと伸ばして、
もう水鏡ではなく青々とした草原だ。
カモの声はすれども稲に隠れて姿は見えない。


雨が降る前の日中はとても暑かったので、西日で蒸し暑い2階は
ダーリンが帰宅すると窓を開け放つ。
まだ網戸はないので、幾分の虫は許容範囲として、寝る前に虫除け線香を焚く。
昨夜の就寝中にビシッ、バチッ、と大きな音がした。
柱が軋むような音と、何か大きなものが当たったような音。
気にせずそのまま寝続けたのだが、今朝恐る恐る寝室をチェックしたら、
3cmもあろうかという逞しい甲虫が事切れていた。
ツノはないのでクワガタ的なものではなさそうだが、
虫が苦手な私には詳しい観察はできなかったので、種類を特定できぬままサヨナラした。
いや、でもおうちの中でこのサイズの虫が飛び交っていると思うと、
ココロ穏やかではいられない。
そういえば今年はあいつ=カマドウマをあまり見かけない。
床下のどこかにネズミが棲んでいてあいつを捕食しているのだろうか。
でもネズミの気配は感じない。

虫たちはどこから入って来るのか。
あ、いや、窓を開けてる時間があるので仕方ないけど、
おうちには隙間も多いし、
草刈りや畑作業で知らず知らず連れ帰ってきているのかもしれない。
これからますます暑くなってくると、
先住している彼らとのつきあいは頻繁になっていくんだろうなぁ。

慣れて行こう、厚田の女。
苦手は克服できなくとも、気にしない距離感を模索しよう。
鳥も、虫も、植物も、
厚田くんせいのお母さんが言うように、
「我も生きてる、奴も生きてる」なんだよね。
posted by BERA at 05:01| Comment(2) | 厚田の野生生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「厚田の女」。不思議と?、しっくりくるようになったのは、一年の歴史かな。
Posted by えまママ at 2024年07月03日 13:39
>えまママ様
都会から訪れたはずなのに、なんだかスッと田舎の日常に馴染んでいた えまママさんにも、軽く驚いたよ(笑)
Posted by BERA at 2024年07月04日 07:33
コメントを書く
コチラをクリックしてください