果樹園のマルメロを参加者皆にプレゼントしてくださった。
大きな葉がついて、可愛らしい黄色い果実は、出来上がったカゴに映えた。
まぁ、我が家では子猫の襲撃に遭い、あちこち傷んでしまったのだが。
WEBで色々調べてみた。
マルメロって、西洋花梨、なんだね。
生では食べられないけれど、はちみつ漬けにしてシロップを飲んだりするらしく、
そういや、かりんのど飴なんかがあるくらいだから、喉にもいいらしいねぇ。
で、目にとまった『マルメロジェリー』と『マルメラーダ』を作ることにした。
見た目は洋梨みたいだけど、すごく固い。
カボチャほどではないが、切るのにけっこう力が要る。
四つ割にしてから芯を取り除いて、5㎜ほどの薄切りにしたら、
ほんの100㏄ほどの水を入れてストーブの上でコトコト煮る。
マルメロからも水分が出てきて、だんだん煮汁がオレンジ色っぽくなってきたら
煮汁を漉して、実はあとからまた別に煮るので除けておく。
取り除いておいた芯も同じようにコトコト煮て、またオレンジ色になったら煮汁を漉す。
この芯部分がキレイに発色する作用があるらしいんだな。
両方の煮汁を合わせて、砂糖を40%入れたら、煮溶かしながらコトコト煮ていくと、
な~んと、半分に煮詰まるころには赤く発色するのだ。
煮沸消毒した瓶に詰めたら、できあがり。

参考にしたものは本当に真っ赤に発色してキレイだった。
きっと1個だけじゃ抽出できる成分が少ないんだろうな。
それでも、もとの白い果肉の色からこんな風に赤くなるなんて、すごく面白い!
除けておいた実は80%の砂糖(!)を足して柔らかく煮たら、
ハンドブレンダーでトロトロにして、艶と粘りが出るまで煮詰める。
これをお椀型の食器に詰めるか、バットに広げるかして乾燥させると、
マルメラーダというものができるらしい。
乾燥するとみっちりと羊羹のような、甘酸っぱい塊りになり、
これをスライスしてチーズに載せて食すらしい。
いやいや、量が少ないとはいえ、80%も砂糖は・・・。
日和って50%にした。数日乾燥させる必要があり、まだ出来上がってないのだが、
この果肉は芯と別に煮たので茶色なんだよね~。ホントに羊羹みたいになりそう。
芯や種も一緒に煮ておくと、マルメラーダも赤く仕上がるらしい。
なんか怖いもの見たさに近い気分だけど、
出来上がりが楽しみだなぁ。どんな味かなぁ。
かご編みの同志である浜益の農家さん、ありがとう~~!
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また出会いも広がったね!私の悩みを吹き飛ばしてくれました!
保存食づくりって、ある種 理科の実験みたいで面白いよね~!
エマちゃん、手術をしたらあとは治るばっかりだけど、
今は先に進めず やきもきするよね。
でもきっと心配した以上の何かが得られるための変化だと思うから、
疲弊しないようリラックスしてね。