何も特別なことはしない、いつもの日々と同じ年末年始を迎えよう。
今朝も10cmほど降った雪をかきなかがら、猫たちと雪遊び。
ビビリな猫たちは、「僕たちのけもの道」以外は、雪深い所には行かない。
道路までの道を作らなければ飛び出すことはなさそうなので安心だ。
28日に灯油宅配が来てくれた時に灯油タンクの上の雪を払っておいたが、
もう45cmほどの綿帽子をかぶっている。
今日は大晦日だからブルもお休みかな。
いつものようにおうちの前だけ雪かきして、もし日暮れになっても
ブルが来ないようなら通路一列分だけ後で道を開けておけばいいか。
入りたがらない猫たちを、なだめすかして囮を使ってなんとかおうちに入れたら、
ダーリンが「蕎麦でも食べるかい」と用意をし始めていてくれた。
今朝も未明に目覚め、私が猫たちと寝ている間に手打ち蕎麦を打ってくれていたのだ。
先月から長い麺棒やら、こね鉢やらの そば打ちグッズをちまちま購入していて、
まだまだ初心者ながら、ダーリンの冬の趣味になりそうな感じだ。
まぁ、新しい道具は猫たちの格好の標的になるので、
二匹で喜んで鉢に入ったりされており、
「それは こね鉢だぁ!ねこ鉢じゃな~い!」と猫と争っては笑わせてくれたのだが。
中途半端な時間に食事をし、年越しはどうしようか、なんて話していたが
ダーリンはごろ寝のまま深い眠りに入ってしまい、
そのまま年が明けてしまった。
その間に猫たちが大暴れし、かつて上ったことがない台所の棚の最上段に登って
物を落としまくり、大皿を割られてしまった。
う~む、イライラする。気分転換だ。
一服するにも ごろ寝している人には窓を開けると寒いだろうから
タバコを持って外に出た。
キーンと冷えた空気、またたくまに手がかじかみ、鼻の頭が冷たくなる。
でも、気持ちいい。
満天の星空だ。
乱視のきつい私にはどの星も6つくらいに見えるので、
そりゃあもう、得も言われぬようなキラキラ星。
静かだ。
静かだけれど、厚田川の流れる音だけが少し遠くから聞こえる。
ふと見ると、神社の灯りが点いているのが見える。
そうか~、無人の神社だけど、ちゃんと初詣できるように
自治会が開けてくれているに違いない。
灯りを確認しようと少し歩いたが、
片栗粉を押すようなキュ、キュ、という雪踏みの音が寒さを思い出させて、
あわてておうちに戻る。
去年は喪中で、初詣ができなかった。
初日の出を拝んだら、地元の神社ではじめての初詣をしよう。
笑って、怒って、ガッカリして、持ち直して。
大晦日だろうが、元旦だろうが、毎瞬、毎瞬が新しい経験。
流れない水は腐るのだ。
やってくる感情という流れに、素直に、抗わずに、感じきって手放していこう。
今日もまた新しい朝がやってくる。
追記。初日の出を拝めた。

今はホワイトアウトしている。ガッチリ積もりそうな雪模様。
浄化、浄化、浄化。
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