2025年01月02日

雲の上は青空

あけましておめでとうございます。
1231 何のポーズですか.jpg
猫たちが「何のポーズですか」という形を作っていたので、
これをハートマークに見立てて(見えないけど)
ご縁のあったすべての方々に愛を送るつもりで
年始のご挨拶に代えさせていただきます。

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初日の出を無事拝めたものの、元旦は一日中 雪模様の発足だった。
日の出の際はオレンジ色の光に溢れていて、
朝日を背にしてシンボルツリーを撮っている時も背中がぽかぽか。
「こんなに寒いのにお陽さんの暖かさって凄いんだなぁ」と、改めて感心した。
250101 朝日を受けるシンボルツリー.jpg
毎朝、お陽さんに向かって
「今日も昇ってくれて、朝を迎えさせてくれてありがとう」と手を合わせるのが日課だが、
祈っている最中に瞼ごしに明るくなるのがわかる。
眼を開けると、雲を割ってお陽さんが顔を見せてくれていることが多いので、
祈りが届いているみたいで嬉しくなる。

でもそれは束の間。
毎日少しずつ違う、いつもの景色に感動しているうちに、静かに雪が降り出す。
向かいのお山は打ち粉をしたように新たな雪をまとっている。
今日は特に、打ち粉増量中だ。
250101 打ち粉増量の風景.jpg
田んぼのへりにある木がお気に入りで、しょっちゅう撮っている。
今日は凍てついた寒々しさが、これまた美しい。
250101 樹氷ですか.jpg
右端にうっすらと 真っ白い坂道が見えるが、これが道道の山越えの道。
元旦も高速除雪車は働いてくれていた。
250101 凍てつく木々と峠入口.jpg

おうちの裏山も寒々しい。
裏山とおうちの間の原野は一段低くなった谷地っ気の多い土地だが、
雪と風に均されて段差が感じられなくなってきた。
250101 庭から裏山を望む.jpg
先日車麩のように丸まって来ていた屋根雪がやっと落ちたが、
今度は下に堆積した落雪が屋根につかえそうになっている。
250101 落雪が屋根ギリギリ.jpg
つい数日前にお隣の若旦那がショベルローダーで押して行ってくれたのになぁ。
雪の晴れ間に人力で除けなきゃならないなぁ。


こんなに毎日わしわし降って、それでも時々晴れ間があって。
晴れているのにやっぱり雪がはらはら舞って。
いつも雪雲が覆っているようでも、雲の上は青空なのだ。
なんか、目の前のことに囚われずに、もっと広く、もっと遠く、と言われているようだ。

お風呂に入ってカラダを浄めてから初詣に行こうと言っていたのに
お雑煮で満腹になったあと小一時間昼寝しよう、と
二人と二匹で昼寝をしたら、目覚めた時には陽が暮れちゃっていた!
正月早々、ヘダラな一日を過ごしてしまったなぁ。
でも猫たちはダーリンが一日中一緒にいてくれて、嬉しくてしょうがないみたい。
こんな日も良しだねぇ。
posted by BERA at 11:09| Comment(2) | 厚田の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごい雪!だけど、この静かさの中で、私もお昼寝してみたい。
Posted by えまママ at 2025年01月02日 20:56
>えまママ様
雪の無い季節は情報量が多くて心がわちゃわちゃするけど、
冬はシンプルなので、目の前の風景がダイレクトに胸に迫ります。
そのせいなのかはわかりませんが、
すごくすごく眠たくなります。
Posted by BERA at 2025年01月03日 10:32
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