2025年01月24日

締まった雪をどこまでも

晴れた日が続いて、猫たちの外遊び時間もどんどん長くなってきた。
道路にはアスファルトが露出し、
お陽さんに圧縮されて雪嵩が少しずつ減ってきている。
道路沿いの道をテッテッテッと弾むような足取りでどんどん おうちから離れていく。
クロは自治会館の方まで行ってしまった。
私も、借りている圃場の入口に立てた目印の支柱が埋まっていないか
確認も兼ねて「どこまで行くの~」と呑気についていく。
除雪した周辺の草の匂いを探してウロウロしているようだ。
クロを横目に圃場に向かう。
支柱は傾いていたが、雪の中にまだ立っていた。よしよし。
今年は雪が降らなくなったら、早めに燻炭を撒いて準備しよう。

「戻るよ~」と声をかけて会館の方に踵を返すと、クロがニャーニャー鳴いている。
会館の玄関に居て、「入りたい~」と訴えているようだ。
「ここは おうちじゃないから入れないよ。行くよッ」と戻ると、
しぶしぶ付いて来た。


ねぇねは おうち周りを探索しているはずだったが、「僕たちのけもの道」に居ない。
周りを見回すと、倉庫裏の低木に野鳥が遊んでいて、それに釘付けになっていた。
私ではまだまだズボっちゃう場所だが、
雪が締まっているので、ねぇねは軽く足跡がつく程度で自由に奥まで行けるんだね。
少し離れたところから観察していたが、
白い顔に黒い筋、そして、飛び移る時にチラッと見えるお腹が、はっとするほど赤い野鳥。
アカゲラだ! こんな近くに!(といっても肉眼では良く見えない程度だけど)
赤いお腹をチラ見せしながら遊ぶように何度も低木を上下に飛び移った後、
ぱっと森の大木の方へ去って行った。
残念だったね、ねぇね。アカゲラには遊んでもらえなかったね。


ダーリンが窓を開けて声を掛けると、二匹とも窓の方に向かう。
坂になっている所を見つけて、うまく窓下まで登って行く。
ダーリンにニャーニャー何事かを報告してから、
おうち周りを探検しに、ぐるりと見えないところまで行ってしまった。

しばらく帰って来ないので、庭の様子が見える道路へ確認にいくと、
クロはおうちの裏の白樺に登り、
ねぇねは雪原と化した庭をそろりそろりと歩いていた。
浅い足跡が庭に縦横についている。あ~、めんこい。

とりあえず自宅のテリトリーに居ることに安心しておうちに戻ろうとした時、
道路をご近所さんが通る。
車に会釈している視界に、すごい勢いで玄関フードに逃げ込む猫たちの影。
ふふふ。
締まった雪に、どこまでも探検できるようになった猫たちだけど、
車に対する恐怖心・警戒心は しっかりあるのは安心だな。
明日はもっと行動範囲が広がるのかなぁ。
posted by BERA at 17:17| Comment(0) | 猫のいる生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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